サルカンの封印破りでデッキを考えてみる

パワー４～６をキャストすれば任意対象に4点、
パワー７以上をキャストすれば敵全体に４点のこのカード、
割に安くテーマデッキを組めそうなのでちょっと考えてみる。

色選択（当然ながら赤は確定）
白：パワー４以上はかなり少ない、対応力こそあるが
　　完全に赤と白で役割を分けて担うデッキに。パワー４は今回のネコ司令官。
　　赤白混色にしても実践投入レベルのパワー４は居ない。
　　７以上は言わずもがな。マジックの歴史全部振り返っても片手で足りる。

黒：アモンケットのアムムトをはじめ、２マナからパワー４が存在する。
　　アムムトはブロッカーがいなければ十全に能力を発揮できるので
　　前倒しに攻め切るのに向く半面、サイド含めた対応力は基本ハンデス頼み。
　　４マナでこれを置くテンポロスを単体除去でカバーする形か。
　　パワー４はジョス兄とデーモン各種。
　　パワー７は基本７マナ以上。１体だけ規格外のバカ蛙がいるが。

緑：２マナの修練者と３マナに複数実用パワー４があるのが強みの反面、
　　低マナで先出しだとほぼバニラ並みが並ぶのでその点が脆いか。
　　カルシスマの恐怖・殺し爪が完全に噛み合う性能なので二重軸に。
　　パワー７も多い。暴君やペラッカやガルタ。
　　おそらく挙動は古式ゆかしきノンファイアーっぽくなるだろうか。

青：スフィンクス辺りで実用パワー４は居ないわけではない。
　　バウンス系で回数稼いだりの小技もある。風への放流はマナコスト０で
　　唱えなおせるので用途としては合う。
　　パワー７はネザールと、スペル７枚以上落ちてる状態のドレイク。

赤：単色も一応選択肢としてはあり、とはいえ、２マナ～４マナのパワー４
　　以上のクリーチャー総動員なのでバニラもしくはバニラ並みの集合に。
　　パワー７が４マナで存在する。

以上を踏まえてデッキ案、土地は面倒くさいので各デッキ２４で。
当然ながら高すぎるカードは入ってません、持ってる方は
近いマナ帯で差し替えてください。

赤黒：収集者　４　　疫病吹き　３　　アムムトの永遠衆　４
　　　永遠衆、ネヘブ　２　　戦闘の祝賀者３　　蠍の神　２
　　　指名手配の極道者　２　　ヤーグル　１　ジョス　２　トラクソス１　　
スペル：喪心　２　　栄光の刻　２　サルカンの封印破り４　
　　　　木端+微塵　２　　火による戦い　２

赤緑：ラノワール　４　　修練者　２　　　殺し爪　４
　　　緑牝馬　３　　戦闘の祝賀者　２　　蛇豹　　３
　　　始原のワーム　２　　　ネヘブ　２　　ペラッカ　２
　　　モンストロサウルス　３　　
スペル：顕在的防御　２　　サルカンの封印破り　４　　冒険の衝動　３

赤青：秘宝の管理者　　４　　　奇怪なドレイク　３
　　　象形の守り手　　３　　ブリンガー　２　　アネシ　２
スペル：選択　４　　火による戦い　３　　サルカンの封印破り　４
　　　　中略　３　　一瞬　２　　天才の片鱗　３　　風への放流　３

赤黒はともかく、赤緑と赤青は多分１テフェリー以下。