【MTG】ロンドンマリガン実装と対策

どうしようもない手札が初手に来ることに定評のあるウチの場合、
この件に関しては諸手を挙げて賛成ですが、実装にあたっての
既存のマリガンに比べてのデッキ構築に与える差異を書き置き。

１、デッキの主要マナ帯がはっきりしているデッキの場合、
　　そのマナ帯に近い枚数の土地を持つことが容易になる

今までのマリガンではマリガン後にアグロで土地4やコントロールで
土地2の初手になった場合に占術から後はお祈りになりましたが
ロンドンマリガンではデッキが十全に動くだけの土地だけ
残して持てるのでマグロになる率が減ると思われる。

２、マリガン後、1積みのマナフラッド保険カードを引いてしまい
　　実質2マリ状態に近くなる状態の軽減

読んで字のごとく。フラッドの見込みがない初手で引いても返すだけなので
この手のカードを積むリスクが下がる。

３、マリガン後の少ない手札でのノイズが減る

特に2マリ以上の時、残った手札で何とかなる方向への舵取りがしやすくなる。
赤単2マリ時、序盤を諦めて土地3枚と鎖回し、実験の狂乱のみ残して
そこからのぶん回りに賭ける、などシナジーやコンボのみ残しの博打が楽。

４、マリガン後に手札破壊を食った時の痛手が増す

上とも関連しますが、ノイズを戻しやすくなり初手から手札を濃い状態に
しやすくなりますので必然的にハンデスを食った時の痛手は増します。
動きやすいようにマナ帯を重ならないように戻すことも多いでしょうし。

５、色拘束の強い序盤のカードの価値が上がる

特に3色以上のデッキの場合、マリガン後は枚数ととりあえず多くの
色の種類が出ることが最優先で、ダブル・トリプルシンボルは低マナ帯では
効果的なカードであっても事故要素になることが多々ありました。
特定アーキタイプに効く色拘束の強いカードをサイドから加える時などは
それを引きやすくなる点も含めて大きく取り回しが良くなるかも。
（ウィニーに対する肉儀場の叫びを黒マナ源2つともども確保、など）