無色とアーティファクト。もっとも、アーティファクトでない無色は
全部講義カードなので基本履修から引っ張ってくること前提か。
デッキに入れてそのまま打つのは出来れば最後の手段にしたい。

環境科学    2
2点回復付き地勢。タッチで3色目を入れたい時には重宝するが
今回色シンボル数多いので欲張るとメイン色が死ぬ可能性に注意。
黒緑だけは回復のトリガーを引けるのでやや評価が上がるか。

拡張解剖学     3
今回強化オーラが無いのでどの色でも使える強化オーラの立ち位置。
+1カウンターを参照するカードとの相性が特に良いが
雑に回避能力持ちを強化してのGG狙いは履修を挟むため微妙かも。

殲滅学入門       5
土地以外何でも追放できるが枚数アドは失う。どの色でも使えるので
赤でタフネス射程圏外の相手などのどうしようもない相手への最終兵器。
履修経由だと相手にも見えてるのでその状況で本命を後出ししてくるかは置いといて。

予言学入門       2
1マナ重くなって無色になった定業。2マナが薄すぎた場合は普通に
デッキに入れて使う手もあり。とりあえず用意しておく講義に迷ったらこれかトークン。

マスコット展示会      7
色が消えたトロスターニの召喚士(本人抜き)のようなもの。
呪文から色が消えた分履修からどんなデッキでも横展開できるが流石に重い。
まさかウルザトロンで使ってくるわけもなさそうだしなあ。
ネタとしてはこれ1枚で緑以外全部揃うのでめでたしめでたしが白緑で組める。

大図書棟の助手     4    2/1
神秘の聖域のCIP内臓フライヤー。手札に戻るわけではないので
相応の物を戻さないとドローが止まる点もあり厳しい。
青赤で序盤宝物に変えた呪文を後半引っ張ってくる時には便利かもしれない。

構内ガイド     2     2/1
壌土の幼生が色が無くなって攻撃寄りになったもの。
手札に来ないのが残念ではあるが盤面維持しつつ事故防止できるので
色拘束に不安があるデッキの場合は優先順位を上げよう。

騒々しい写本、コーディ      3    1/4
ネタ方向全振り感のある生きている置き物。
デッキの構築が呪文全寄せと相手にプレゼントで分かれている難物。
ただただ問題は相手の生物除去が効いてしまい召喚酔いがあることだ。
事あるごとに「ヴァカめ!!」とか「私の武勇伝を聞きたいか?」とか言いそう。

歯車の文書管理人      6    4/5
カードの名前の響きからは想像もできないサイズの武闘派&大きさ。
能力は超長期戦やシャッフル手段がない限りほぼ効果は無いが
特に対空性能には目を見張るものがある。
フレイバー、働く司書も最大って、人数のことじゃなかったんだなと。

発掘された壁     1     0/4
ただの壁。切削はあくまで自分に向けてなので墓地利用にしかほぼ使えず、
今回の墓地利用は赤白で前寄りなので壁とは致命的にかみ合わない。

合格通知    3 
マナリスと精神石を足して調整したようなマナファクト。
色拘束の強いデッキ、特に緑の絡んでいない色に向くか。
アーティファクトを参照する赤青などで優先度が上がるか?

反射するゴーレム      3      2/3
過去に居たゴーレムと違って相手の呪文は増やさないが増やすのにマナがかかる。
バットリを増やして一気に叩き込むのが吉。打つためのバットリの用意は怠りなく。
これのみを対象にする呪文なので格闘系除去は増やせないのに注意。

呪文の鞄      2
呪文3回で1ドロー、もしくは呪文ごとに1マナチャージのマナファクト。
構築でも2マナで置けるマナファクトと考えれば呪文寄りのランプなら有りか。
リミテッドではせめて1枚引けるまではカウンターは乗せたいので出来るか考えよう。

ストリクスヘイヴンの競技場      3
特殊勝利付きマナファクトという奇妙な物体。10点で条件を満たせば1人脱落。
起こして使いまくれば一気にカウントが進む。下環境だと増殖も可。
ただし最終的には殴って得点を挙げる必要がある。
そして脱落するのは最後に殴られたプレイヤー。多人数だと途中まで
他のプレイヤーを殴って最後の一刺しで厄介な奴を落とすパターンになりそう。

チームのペナント     1   
トークンに付ける分にはかなり軽いがそれ以外には装備コスト3は重い。
一番有効活用できるのは墨獣か。長引いた場合は当然エースに付け直したい。

微風のブーツ       2
飛行とルーティングの付与の装備。ただデカいだけのフラクタルや
黒緑の生物、エレメンタルトークン辺りが一気に怖い存在になる。
戦闘修正こそつかないが1枚あって損にはならない装備品である。


最後の両面カードと土地ー。

さまようアルカイック/大界の探検    5  3      4/4   
表は相手の呪文をコピーするアバター。根本原理だろうが何だろうがコピーするので
相手が特定の呪文での大技を仕掛けてくるデッキだった場合の抑止に。
裏は逆にスペルデッキでなかった場合に相手に与えるアドが極小になることを
祈って仕掛ける手。ただし両面土地の存在もありどうしても難しいか。

増強者の拳闘家/残響方程式      1GG/3UU     3/3
表は土地8枚で強化される生物だが、正直ライバルの土地兼用上陸象が強すぎる。
裏面が独自色が強くて面白い。トークンばらまいてから全軍ロードにして仕掛けたり
重複を前提としない能力を持つレジェンドを大増殖させたり。

厄介な害獣、ブレックス/ブレックスの捜索     2G/2BB    3/2 
表は雑多な害獣のロード。だいたい小さい生物ばっかりだが先に出てることが多い
生物なのでロードが後から出るのは挙動的には安定させやすい。
裏は5ルックからのドロースペルなのだが流石に3枚以上引くのは難しい。
相手が一切ダメージを与えてきそうにない場合だけは鬼ドローだが。

オリークの首領、エクスタス/血の化身の目覚め   1WBB/6BR   2/4
おやおや、おやおやおやおやおやおやおやおや。
表は魔技で伝説以外の死者再生、白黒除去&ビートのトリには十分。
裏は軽減効果こそあるもののパワー3はあっさり止まりそうなので
こちらもきっちり除去を飛ばしていかないとダメ。結局除去です。除去ですよナナチ。

炎巻物の祝賀者/静寂の享楽    1R/WW    2/1
表は緩い能力メタ。ダメージ1点なので殴るデッキの追加火力か。
パンプ幅が結構大きいので油断した相手に大きめの一撃も期待は出来る。
裏は1マナ重くなってPWも黙る沈黙。全除去凌げば勝ち確な時などに。

アルケヴィオスの神託者、ジャズィ/神託者への旅     6UU/2GG   5/5
表は魔技でシャッフルを行わない束の間の開口だが、8マナ除去耐性無しが
呪文を唱えるまで生きていられるかが最大の問題だ。
裏は加速呪文だが種の土地は引いてる必要がある以上、大幅な加速が
出来る時は盤面と手札スカスカ。普通の4マナランパン系で良い。

物質の学部長、キアン/理論の学部長、イムブラハム   2G/2UU   2/2  3/3
表は土地供給と自身の能力への仕込み、そしてトークン生成と
先引きしてればともかく後引きすると遅くて死ぬ効果。
裏は後半に威力を発揮する択一系疑似ドロー。
両者ともにタップ効果なので召喚酔いを超えられるかが問題。

狡猾な相棒、ミラ/むら気な眷者、ルーカ     1WW/4RR   2/3    5
表は戦闘マンモスとほぼ同じ抑止的ドロー効果持ち。
PWの忠誠を増やす効果もたまに意味が出るかもしれない、ペスとか。
裏のルーカは正直6マナの性能ではない。せいぜい4マナレベルだ。
なのでほぼ表面を当てにして投入になるか。犬が本体の金髪忍者の如く。

死に至る大釜/修復の噴出    2B/3GG
表は交易所めいた多用途の置き物。第3能力が相手の墓地のカードでも
使える点は評価したい。緩やかにアドを取るコントロールでの採用になるか。
裏は生物・土地・PW2枚の回収。コントロール寄りだとPW回収になるケースが多いか。
ソーサリーの上かなり重いのでテンポ負けしないよう安全確保が必須。

混沌の学部長、プラーグ/秩序の学部長、オーガスタ   1R/2W    2/2   1/3
表はルーティング能力と3マナ以下条件の続唱処理。良くも悪くも並み。
裏は変則的なロード。ヒネた使い方はタップ能力を2回使えるが。
1つ疑問だが、0体攻撃指定で「あなたが攻撃するたび」の条件は満たせるのか?

火花の学者、ローアン/霜の学者、ウィル    2R/4U   2  4
表裏両方とも常動能力が本体かもしれない。
両方ともに起動能力がかなり弱め。+幅が小さいのでカズミナから能力を借りる手も。
奥義はローアンはかなり強めだがウィルは正直使いどころに困る。
そしてローアンからほとばしる力こそパワー感。

無私の象形織り/命取りのうぬぼれ     2W/5BBB    2/3
無私の霊魂!無私の霊魂じゃないか!ストリクスヘイブンに転生したのか!
表面は無私の霊魂とほぼ同じ。相変わらずわが身を顧みずに不可能を可能にする漢。
白系ウィニーの全除去対策としては上々。巨人にも踏まれないサイズなのは良。
裏面は必ず何かを選ばなければならないがPWも選べる砂塵破。
流石に無策で打てるマナ数ではないので投入はデッキ構成から選ぶ。

光輝の学部長、シャイル/暗影の学部長、エムブローズ    1W/2BB   1/1  4/4
表は癖のない生物強化、出たターンのみとはいえ後続にカウンターを乗せられる。
一応学部長と組み合わせると殴りながらこのターンに出た生物に2つ置く荒業も可能。
裏はタイミングは問わないが超絶スパルタ教育でダメージ付きの強化。
ただし元のタフネス1は耐えられずに落伍する。一応相手の生物も対象に取れるので
タフネス1は片っ端から落とすことも可能だが。
自分の優秀な学徒に使うと落伍して1ドロー&+1を2つ。教育の暗黒面を見た。

奔流の彫刻家/炎投げのソナタ     2UU/1R    2/2
表は墓地の呪文と引き換えに強化。今回の捨てて宝物を生むスペルと相性がいい。
3ターン目に6/6護法は結構な圧力になるだろう。
裏はルーティングつき火力。ソーサリーなのが残念だがこちらも手札調整しつつ
除去を打ち込める点は序盤の動きとしてはかなり良い。

完全の学部長、ユヴィルダ/表現の学部長、ナサーリ   2U/3RR  2/2 4/4
表はスペル限定で疑似的に待機3をタップで行える。さすがに踏み倒しは
出来ずに4マナ軽減のみだがそのターン2アクション以上取りやすいのはコンボ向け。
裏は相手のデッキから衝動ドローと追放領域から唱えた時のパンプ。
多人数だと持って行ける枚数が増える。当事者カードや予顕経由でも
強化条件を満たせるのでそれなりに大きくなるはず。

血流の学部長、ヴァレンティン/樹根の学部長、リセッテ   B/2GG    1/1  4/4
表は威迫で殴りつつ除去におまけをつけていく形になるか。
効果無視してフレンチバニラ運用してもかなりめんどくさい殴り手にはなるだろう。
相手の生物の墓地誘発を止める効果が常に起動してるのも地味に効くかも?
裏は緑のレシオ標準の生物に回復トリガーの強化付き。
トリガーを確保する方法が問題にはなるが1回の誘発でも十分おつりがくる性能。


接続トンネル
ならず者の道亜種。対象になるサイズ指定が有るので攻撃時効果および
ダメージを与えた時の効果持ちを優先して通す形になるか。
今回色拘束強めなのでその面で事故らないかも考えよう。

アーチ道の公共地  
ラブニカでもあった土地の門が無くなった版。色散らしと色事故防止土地。

大図書棟  
アレキサンドリア大図書館+海門の残骸÷2。な感じの土地。
引けるのが呪文のみなので火力を叩きつけまくるか先に引いて待つか。

交錯シリーズ土地
トライオームを採用してるデッキなら安定した2色ランドになるだろう。
それ以外は後引きしてくるとタップイン地獄になりかねないのが痛い。

神託者の広間
フィルタランド兼スペルを唱えたときのみ味方の強化。
イゼットスペルズ辺りでやる事のない時にドラゴンを地味強化できるが。
マナが自身のみの実質1マナである点は良。

コモン起動占術ランドシリーズ
2色ランドではあるし、1点回復よりはフラッド時にまだ希望が持てるかもしれない。
リミテッド、特にシールドでは得てして終盤はグダグダのめくり合いになるし。